
山梨のとある道の駅の洋式トイレ内に貼ってあったお知らせです。
一見すると設置されているトイレットペーパーを売店で販売しているよと思いってしまいがちですが、よく読むと「お土産レジまでお持ちください」とあります。
ってことはここに設置されているトイレットペーパーを売ってくれるみたいですね。・・・とは表向きで
これは無断にトイレットペーパー持ち去る人が多いので「勝手に持ち去るな。そんなに欲しけりゃ売りますよ」と管理者からの嫌味のメッセージであることが伺えます。
物価高、低賃金の世知辛い世の中でもっていく人の気持ちもわからなくくもありません。
しかしこれは窃盗にあたる立派な犯罪です。
またきれいなトイレを無料で利用できる私を含む多くの善良な道の駅利用者にとってこのような行為は全くもって迷惑千万な愚行であると非難できます。
この管理者の怒りを抑えた本当の意味のメッセージを多くの人は理解できたのではないでしょうか。
でも・・・。
精神保健の分野で自閉症スペクトラム障害という方たちがいます。いわゆる「空気の読めない人」と呼ばれる人たちが含まれます。代表的な心理テストでその該当する人たちの多くが引っかかる「サリーとアンの課題」というものがあります。このように課題をクリアできない人たちがこのメッセージ通りに受け取りトイレ管理者側とトラブルにならなければよいなと思った次第であります。
いずれにしてもトイレットペーパー無断持ち去りは絶対ダメです。
トイレはきれいに使おう!